ふくしま古関楽団2020 特設ページ

ふくしま古関楽団2020とは?

ふくしま古関楽団2020とは、2020年東京オリンピック開会式において古関裕而作曲の「オリンピックマーチ」を
福島の若者の手で演奏することを目指して結成した楽団です。
福島商工会議所青年部には楽団を運営するノウハウもスキルもなかったので、
普段から音楽活動を展開している団体・個人にそのまま楽団としてご出演いただいています。

楽団の熱い想い

2011年3月11日に発生した東日本大震災と、その後の原子力災害からの復興を目指す福島ですが、10年を経過した今なお風評被害に苦しんでいます。しかし、福島で暮らす私たちにも当然元気や希望はあります。不幸な形で有名になってしまった福島のイメージを変えるために、「復興五輪」を掲げた東京オリンピックパラリンピックにおいて、その元気と希望を復興の象徴として全世界にアピールし、この町で暮らす若者たちに故郷への誇りを持ってもらいたい。そのために、1964年の東京オリンピック開会式の入場行進曲として演奏された「オリンピックマーチ」を2020年7月24日の開会式で再演することを目指しました。しかしながら新型コロナウイルスの感染拡大により大会は1年延期され、そして今年、開会式も地元のオリンピック関連イベントも無観客開催に・・・。それでも、『楽団の想いを全世界に伝えたい!』私たちはオリンピックマーチを動画で皆様のところにお届けすることにしたのです。

古関裕而さんは福島市出身の作曲家です。2020年上期NHK朝の連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルになったことは記憶に新しいところです。生涯5000にものぼる曲を作り、前出の「オリンピックマーチ」は戦争からの復興を世界にアピールした東京オリンピックを象徴する音楽です。このほかにも、全国各地の校歌や、高校野球の「栄冠は君に輝く」プロ野球の「六甲おろし」や「闘魂込めて」、歌謡曲では「長崎の鐘」「高原列車はゆく」など、今尚歌い継がれる名曲を多数世に残しています。

古関裕而さんについて

2018年7月24日、東京オリンピック開幕2年前のその日にふくしま古関楽団2020結成発表会が開催されました。

同年10月には東京六本木ヒルズで開催された福島フェスに参加しました。

2019年7月には福島県主催のイベント「旧国立競技場炬火台点火式」に参加しました。

同年8月には福島市主催のイベント第29回世界少年野球大会福島大会開会式に参加しました。

2020年3月には福島中央テレビ「中テレまつり」の番組内企画に参加しました。

この他、福島商工会議所青年部主催イベント「古関裕而からのエール〜マーチングfromふくしま」を複数回開催しております。

全世界にエールを

新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、無観客開催を強いられた東京オリンピックパラリンピック。ふくしま古関楽団2020の夢は動画に形を変えて世界の皆さんのところに届けられることになりました。この「オリンピックマーチ」演奏動画を通じて、世界に福島の元気と復興をアピールしつつ、福島で暮らす人々に、そして逆風の中戦うアスリートたちにエールを送りたいと願っています。演奏は、古関裕而さんの母校福島県立福島商業高等学校吹奏楽部と、古関さん作曲の校歌を持つ福島成蹊高等学校吹奏楽部の皆さんの合同演奏です。


TOPに戻る